セリエA全盛期、一人の日本人が大活躍した。
日本人はフィジカルが弱いといわれているなか、
中田英寿が吹き飛ばされたシーンを見たことがない。
身長が高いわけでもなく、特別恵まれた体格とは言いがたい中田は
ボディビルダーのような選手が蠢くイタリアで体をぶつけられても
倒れない強さがあった。
彼ほど頼もしい選手はいなかった。
中田がいたころのサッカー日本代表は、世界の強豪と戦っても
[それでも中田ならなんとかしてくれる]
という期待を持たせてくれた選手であった。
以後、海外で活躍できる選手は決して多いとはいえない。
長谷部もブンデスリーガで活躍はしたものの
サイドバックであり、ポジション的にも注目されるレベルではなかった。
中村俊輔もスペインではまともの試合にでれないまま日本に戻ってきた。
一人で試合を動かす力を見に着けていたのは中田ぐらいであろう。
「プロは練習が嫌いになるくらい練習するのが当たり前。
だから僕は練習が嫌い。」
中田はいつもクールだが、死に物狂いで練習をやっていたのだろう。
この言葉からはそれが伺える。
中田を越えるような選手を早く見てみたい。
「日本人初といわれることに興味がない。
もっと俺は上を目指している」
と、チャンピオンズリーグで快挙を成し遂げた本田なら
越えることができるかもしれない。
2002年ワールドカップからサッカーに興味を持ち、現在も日本代表のサポーター。


