駒野友一の名言集

サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする。
誰の言葉でもないイングランドの国からでた名言である。

ここで、サッカーは紳士のスポーツと言うが、そうは思わない。
これほど熱くなるスポーツはないからだ。
紳士になんてやってられない。
大人は紳士ではなく、むしろ逆で
いつまでも子供のままでいられるスポーツである。

サッカーが盛んな地域の草サッカーや、フットサルの大会を見て欲しい。
するとどうだろうか。
高校生のチームから40歳ぐらいのチームまでが一緒になり
ガチンコで試合をしているのがわかる。
高校生が自分の親ぐらいの相手に対して、
「おい、足蹴るな!」とか言うのである。

一般社会ではお目にかかれないだろう。
普通、高校生と40歳は関わり合いをもたない。
それが一緒にプレーし熱くなり暴言を吐きあい、試合が終われば
勝利したチームは喜び、負けたチームは悔しがる。
検討を称えあうチームもあれば、罵り合うチームもある。

サッカーをやっている大人は見た目が若い。
きっとそれは、大人が子供になれるスポーツなのだからだろう。

サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする。
は逆の意味かもしれない。

W杯南アフリカ大会から1ヶ月半後、駒野は
「PK失敗から得たものなんてない。今思い返しても悔しさ以外ない」
と語った。

もう涙はいらない。ぼくはうれしいときは涙は出ない。もう泣きたくないですね。
広島に在籍し、J2降格決定時に目を腫らして以来の涙であった。
日本国民の期待を背負っていただけに重圧は凄まじいものであっただろう。

PKを外した原因は分からない。
PKには自信があった。正直疲れていたわけでもないし、ピッチが緩かったわけでもない。
これがワールドカップに潜んでいる魔物なのかもしれない。

敗戦後、報道陣から逃げるように立ち去った駒野に
もう日の目を浴びることはないのかもしれないと思ったが、彼は違った。

それでも「自分にはサッカーしかない」と
2014年のワールドカップの大会の出場を目指すと言うのだ。

サッカー選手として素晴らしい名言である。
こういった選手は心から応援したい。

だがバラエティ番組とトイストーリーの番組宣伝などには出ないでほしい。

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