うるさいとかうざいとか言われ続けていた松木の解説だが、
今やサッカーファンだけでなく一般視聴者の心をつかんでいる。
一般視聴者にも分かりやすい表現をしているのが功を奏しているのだ。
2014年のワールドカップ出場をかけたオーストラリア戦。
香川がGKシュウォルツァーの頭上を越すループシュートを放った。
惜しくもゴールにはならなかったが、
解説者なら誰もがループシュートという表現を使ったであろうこのシーン。
たが松木はサッカーを全くしらない人たちにも分かりやすく伝えた。
「ふわっと、いったね。ふわっと越すような」
松木の計算されつくされた名言だ。
また、「宮城の星、今野!」など
視聴者を飽きさせずに雑学を放り込んでくるあたりも
一般視聴者がサッカーに興味を持つきっかけにもなる。
サッカーファンもとい、松木マニアは
次に何を言うかを楽しみにして聞くことができる。
ワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦の平均視聴率38%であった。
ちなみにBSは5%でここに松木の解説を嫌う人がいるはずだ。
人気のある解説者はアンチも多いのだ。